これまでの記事では、お客様のことを考えましょうということを言い続けてきました。
そんな中で、あなたが売りたいものを売っていませんか?
ということを今回はお伝えしたいと思います。
先日、ダウンタウンの松本人志さんが深夜にやっている番組で、
グレートジャーニーというのを観ました。
そのグレートジャーニーの中で、カカオハンターという人がでてきました。
カカオハンターというのは、
最高のチョコレートのために、世界各地の人が入って行っていない森の中に入って行って
そこにある野生のカカオを見つけて取ってくる人のことです。
さらに、おいしい野生のカカオを見つけたら、繁殖させることもします。
コロンビアに住んでいる女性がそのカカオハンターをやっていて、
グレートジャーニーでは、そのカカオを見つけるのに密着していました。
番組内で、
「カカオハンターって何が面白いんですか?」って質問されたときに
彼女が言った一言が印象的でした。
「カカオハンターは凄く面白い。なぜ世界中の人がカカオハンターをやらないか意味がわからない。そのくらいカカオハンターは面白い。」
そう答えていましたが、取材スタッフも視聴者もキョトンとしていました。
何が言いたいのかというと、
カカオハンターが、いくら面白いと言っても誰にも伝わりません。
でも、やっている本人は、それが面白いと思って、すべての人やればいいと思っているわけです。
カカオハンターがなぜ商売になるかと言うと、
カカオをとってきて、みんなが欲しいと思っているチョコレートにして
はじめて市場に受け入れられ、お金になるわけです。
そう考えたときに、あなたが今提供しているサービスはカカオハンターになっていませんか?
カカオを取るだけの人、、、いま自分がそこだけ面白いと思っていることだけをやっていませんか?
考えてみて欲しいのが、
今カカオハンターとして、誰にもわからないものを売ってしまっているとしたら、
どんな形にしたら、どんな伝え方をすれば、
多くの人が面白い、多くの人がいいねと言ってくれるサービスになるか考えてみてください。
あなたの商品サービスはどうすれば、チョコレートになるでしょうか?
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