セミナーの会場を選ぶポイントは、
「見込み客が来やすいところ」の1点です。
見込み客の視点で考えれば、簡単にわかることですが、
意外と観点がズレてしまっていることが多いです。
自分が行きやすいかどうかは関係ない
セミナー開催の場所を決定した理由を聞くと多いのが、
「事務所に会議室があるので、そこで。」
「事務所の近くの公民館で。」
という自分が行きやすい場所を選択しているケースです。
フロントエンドセミナーでは、
まず来てもらうことを意識する必要がありますので、
セミナー会場で優先すべきことは、
「見込み客が来やすいところ」
であるかどうかという1点だけです。
ターゲットが明確であること
見込み客が来やすいかどうかを考える際に、
「見込み客がどんな人か?」
が明確でないと決めることができません。
これが明確でないと
先ほどの自分の視点で会場を決めてしまいがちです。
見込み客が明確になっていると、必然的にどんな場所で開催すればいいか見えてきます。
駅の近くだと来ない人もいる?
一般的に駅の近くの方が人が来やすいですが、
ターゲットにしている職種によっては、駅の近くを喜ばない人もいます。
例えば、医者や弁護士をターゲットとするのであれば、
駅の近くよりも、駅から離れていた方が喜ばれるでしょう。
彼らは、車で移動することが多いので、
「駅から近いか?」よりも「近くに駐車場があるか?」
を行きやすい判断材料にします。
あなたの見込み客は、どこに来るか?
以前、とある起業コンサルタントの顧客をみたときに、
「なぜ、こんな華やかな女性ばかりなのか?」
と不思議に思った事がありましたが、理由は簡単でした。
フロントセミナーや相談を
一般の人には敷居が高いと感じられる有名ホテルのラウンジで行っているからでした。
適当な格好で行けないので、必然と華やかな女性が集まってきます。
私は、雑居ビルでセミナーをやることが多いので、
そのような華やかな格好でこられても、場違いです。
理想の見込み客が明確になると
立地の問題だけでなく、
ホテルなのか?雑居ビルなのか?公民館なのか?
という場所も必然的に決まってきます。
地方の人は、セミナー会場どうする?
地域密着で、その土地の人だけがターゲットとなりうるのであれば、地元でセミナーを開催するのがベストですが、
なかなか見込み客がこれない場所である場合は、
ある程度アクセスの良いところでセミナーを開催するのをおすすめします。
例えば、私のお客様で岐阜の方がいらっしゃいました。
まず反応をみるためにも、近くて見込み客がアクセスしやすい名古屋でフロントエンドセミナーを開催することをオススメしました。
今では、フロントエンドセミナーは、名古屋で行い、
顧客になった人には、岐阜まで来てもらいコンサルティングをするビジネスを展開されています。
セミナー会場を決めるポイントまとめ
とにもかくにも、まずは、
あなたの見込み客が来やすい場所というのが第一条件です。
あなたが、行きやすい場所や、安く使えるところがあっても
見込み客がが参加しにくければ、フロントエンドセミナーの意味がありません。
その上、自身のターゲットとなる人が、どんな人か明確になっていれば、
会場の雰囲気や、立地、価格設定などは、おのずと決まってきます。
まずは、お客様の視点にたって、どこで開催すれば参加しやすいか考えてみてください。
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